フォトンの海・マヤ暦とアセンション理論の変移

 コズミックシフトの情報を下ろし始めたのは1996年で、それまでのステレオタイプの精神的な最終目標は、カルマを脱出して、意識を保ったまま肉体を置いて昇天する「解脱」でした。


 90年代のアセンション情報は、主にフォトンベルトに焦点が置かれ、それに加えて、2012年の12月にはマヤ暦での時間が終焉を迎えるという傾向のものです。



マヤ暦と2012年


 現代の天文学にも勝る叡智を持っていたと言われるマヤ文明は、約4000年前に始まり、中南米のジャングルの中に巨大な石でできたピラミッドを残し、およそ9世紀から10世紀頃に、忽然と消えてしまった文明です。


 マヤ人の宗教的な伝統の多くは、学者にも未だに理解されてはいません。


 ちなみに、「マヤ」という言葉は、サンスクリット語、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教およびシーク教(ダルマの哲学)で「幻影」という意味です。


 ジャイナ教での「マヤ」は、「貪欲」という意味で、ジャイナ教の18人の伝統的な好ましくない人間のうちの1人を指します。


 ヒンドゥー教では悪魔の名前として良く知られています。


 また「マヤ女王」というのは仏陀の母親です。


 「マハマヤ」は「偉大なマヤ」という意味で、ヴァジラヤナ仏教徒のタントラと瞑想の神です。



 マヤ文明は、ほとんどの古代文明のように、宇宙は、地下世界と空、そして地球という、三つの主要な土台を持っていると信じていました。


 マヤの地下世界へは、洞穴と舞踏会場を通って到達します。


 それは、古いマヤの神、死と腐敗の神によって地下世界が支配されていると思われていたからです。


 太陽、そしてイチザムナ(Itzamna)の両方も古い神々として信仰され、マヤ人の考えていた、空のアイデアを支配していました。


 夜空は超自然的な現象の全てを示す「窓」と考えられていたので、彼らは、神々と場所の星座を作り上げたのです。


 そして季節よる変動の中から伝わって来る話の展開を見ながら、あらゆる世界の交差点が夜空にあると信じていました。


 彼らが観察した多数の「神々」は「数学的な理由付けを現している以外の何ものでもない」とも言われています。


 それぞれの神々は、文学的に単なる「数」あるいは、複数のカレンダーからの複合番号によって観察された結果の説明だったからです。


 そのような世界観の中で、彼らは独自のカレンダー・暦を使っていました。


 古代マヤ人たちが使用した、日と月の計算システムのことをマヤ暦と呼び、その暦は13日、20日、260日などで構成され、月の月周期と、太陽の年周期に基づいています。


「マヤ暦」は、地球が太陽を回る「公転周期」、つまり一年を、現代の科学技術と同じように正確に割り出していました。



マヤ歴の単位と構成


・1日=「キン」


・マヤ暦での1ヶ月=20キン=「ウィナル」(20日)


・マヤ暦での1年=13ウィナル=「トゥン」(260日)


・20トゥン=1カトゥン(5200日)


・20カトゥン=1バクトゥン(104000日)


・13バクトゥン(1352000日)



 多くの種類があるマヤ暦の中で最も重要なものは以下の周期です。


・260日間の周期・マヤ暦での1年=13ウィナル=「トゥン」


・太陽年に近似している365日間の周期


・月の月期の時期を記録した周期=20キン=「ウィナル」(20日)


・金星・ビーナスの朔望を追跡した周期



 彼らは全部で20のカレンダーを使用し、その中で最も重要なのが3つのカレンダーです。



・大周期・13バクトゥン=ロングカウント


 この長いカウントには、世界の創造に沿って始まる5126年の長いサイクルです。


 マヤ暦での世界の始まりは、紀元前3114年8月11日とされ、ユリウス暦の紀元前3114年9月6日に相当します。


 マヤ暦は2012年12月21日に終了したわけですが、ユリウス暦によると2020年6月21日になるそうです。



・ツォルキン(神のカレンダー)


 ツォルキンは精神的なカレンダーで、13日間を一つのタームとし、20の期間で構成されていました。


 宗教的な儀式を計画し、神を崇拝するために使用されていました。



・ハーブ(市民のカレンダー)  ハアブは、作物を植える時期と播種する時期を知るための収穫カレンダーです。



2012年のメタフィジカル(形而上学的)な推測


 2012年は、精神的な変容、もしくは黙示録の代わりとなる偉大な年であると主張され、現代文明の終焉となるかどうか、もしくは、人類が次の高次の次元へ上昇するという様々な論議がありました。

 これらの多くの難解な情報の主な源は、2012年に完結すると考えられていた、マヤ文明カレンダーの長周期・第13のサイクル「B’ak’tun」バクトゥンです。


 ここから2012年=時の終焉に関する情報が派生し、この年に世界秩序の中に大きな変化が起こるだろうと解釈され、様々な成り行きが予測されたわけです。


 1997年に出版されたマイケル・ドロスニン著の「バイブル・コード」では、聖書の中に見られるコードに見られる特定のアルゴリズム(数字の並びとその変換)によると、小惑星または彗星が地球と衝突すると主張しています。


 また2006年に出版されたダニエル・ピンチベック著の「クゥエツアコルトルの帰還」では、地球的なサイキック・コネクションの目覚めが理論として討議されています。


 テレンス・マックエナ氏の数秘術では、人類の飛躍的な意識の拡大が推測されています。


 中国の易学による算出でも、この年に時の終焉が来ることを示しているそうです。



 そして実質的に以下の事柄が起こりました。


2012:12 南韓国の大統領選(第18代目)


2012:12:1 メキシコの次の大統領の就任


2012:12:3 木星のオポジション

        木星が地球をはさんで太陽と180度の位置になった


2012:12:12・11:11 北半球での冬至。南半球での夏至



コズミック・アライメント


 2012年12月21日には、約26,000年ぶりに、霊的な意味で、目、心臓、そして中心を意味する「天の川」と、世界、時間、時空間を意味する「黄道平面」が結合して、この二つが交差した地点から太陽が昇りました。


 古代のマヤ人によれば、この日を一つの世の中の終わりとしています。


 しかし、実質的に、この分岐点は、何かの終わりであると同時に、別の何かの始まりでした。


 終焉と始まりが同時に起こった、または起こっているわけです。


 この太陽が銀河の中心と整列する姿は、コズミック・クロスと呼ばれます。


 それは伝統的なスピリチュアル世界で、神聖な一本の樹として伝えられている、カバラ思想の「生命の樹」の具象化された姿だと考えられています。


「生命の樹」は星の整列を表し、それらが明らかになっていくのです。


 医療のシンボルに使われるように、DNA螺旋はヘビの姿に例えられます。


 それと同じように、「生命の樹」に生っている、木の実のような形で表わされているのが「セフィロト」と呼ばれる球体です。


 それはワームホールであり、スターゲートであり、神聖な幾何学を表しています。


 コズミック・クロスは、更にマヤ人たちが「itz」と呼んだものに、マヤの神聖な存在である「ケツァルコアトル」が乗るということも表します。


 旧約聖書に登場する「ヘビと知恵の実がなる木」の関係が、ここで明確に浮かびあがってきたわけです。


 古代マヤ人たちは、上から太陽による影が出現し、あたかもヘビが地上に降りてくるような影を写し出す巨大なピラミッドを作りました。


 そのタイミングを伝える暦となるのがピラミッド自体です。



このマヤ暦の換算については新しい発見があります。


 数人の専門家は、新しい換算によると2012年12月ではなく、2020年6月だと提唱しています。


 マヤ暦の終焉が2012年であれ、2020年であれ、世界が実質的な終焉を迎えたわけではありません。


 しかし世界的なコロナ感染によって、地球全体が同じチャレンジに晒され、生活が多角的に変化してしまいました。


 2020年に本格化したコロナ感染が、それまでの世界観を、次の世界観、または生活形態