1990年から一気に人生が変わり、いきなり不思議を通り越えたスーパー・アブノーマルなスピリチュアル+UFO+異星人さま世界に放り投げられ、かなり考えました。
あまりの速度で常識を超えた体験が続いたので、どこからどこまでが普通で、そうでないのかという境目があやふやに・・・。
さほど手放しで歓喜することなく、不思議体験が起きるたびに、喜ぶどころか、異様に冷静になっていきました。
今から考えたら、そこはオートマチックだったと思います。
常識を超えた世界に突入すると、意識が変性して、ある意味、少し麻痺している、反応しないのです。
その代わりに、変な落ち着きと達観性+客観性が現れ、経験を取り乱すことなく享受してしまうのが普通です。
1991年のペルー旅行で起きたスピリチュアル+UFO体験を書き綴ったのが「聖なる谷・空中都市マチュピチュを超えて」ですが、あれは旅行から帰ってすぐに書き始め、約半年で書き上げました。
あの頃のわたしは、スピリチュアルの出だしで、本を読んで、なんとなく知っている感じ、しかし実際のスピリチュアル・リアリティーの広さも奥行きも、ほぼ何も知らない状態でした。
UFO目撃から始まり、過去生の記憶的な感覚、クンダリーニ症候群、第三の目の目覚め、ヴィジョン体験やら、オーラ視、アストラル・トラベル、テレパシー体験などのオンパレードだったわけです。
しかし、幸か不幸か、ペルーでのスピリチュアル+UFO体験は、約2週間の集中した、十羽一絡げな実体験トレーニングのようなものだったように思います。
その中の一つ、マチュピチュ宿泊の夜に経験したヴィジョン体験は、訳が分からず、意味がわからない謎と化しました。
みんなで持ち寄った日本食でトークパーティーな感じの部屋の中、わたしはベッドに横になり、みんなの話を聞いていたのですが、ふと気づいたら、真っ黒な空間の中にいました。
部屋の雑談は聞こえず、目の前の漆黒の闇の中に一人の白髪の男性、長く白いひげの老人が椅子に腰掛けているように座っていました。
右手には杖を持ち、白髪の髭は膝の辺りまで軽いウエーブを描いて延びていました。
ちょうどギリシャ神話に登場するような神様のイメージです。
そして、その老人の目は鋭く強く、閃光のように光り輝いていました。
そのイメージ全体に生きた感じはなく、まるで凍結されているかのように、硬質な存在感、石像に近い印象です。
突然のことで、なんじゃこりゃ? と少し驚きましたが、それだからといって、恐怖感も違和感もなく、畏怖の念も湧きませんでした。
だた静かにしばらくの間、その白い石像のような老人の座り姿勢を見つめ続けました。
そのイメージが何かに変化しそうになかったので飽きてしまい、目を開けたのです。
部屋の中の現実に戻り、しばらくの間みんなの顔を見た後に、再び眼をつむると、白い老人の姿は消えていて、光り輝く二つの眼だけになってしまっていました。
その二つの輝きは、前にも劣らず鋭く、強く閃光のように光り続けました。
その意味がわかったのは、帰国してから約三ヶ月後、小宮ベーカー順子さんのチャネリング・セッションを中村家ご夫婦と一緒に受けた時です。
あの当時で、三人を一緒に同時にセッションし、しかも三人別々のヴィジョン世界をモニターできてしまうJujuにも驚きました。
「今日は、どんなことを聞きにやって来たんですか?」という彼女の質問に、私たち三人はお互いの目を合わせ、何も返答できずにいました。
すると彼女は、事の成り行きに戸惑う私たちを見ながら、ちょっとの間だけ宙を見つめ「過去生ね。それとハイアーセルフに会うのね」と言いました。
私たち三人は、同じ部屋の好きな場所に横になり、彼女の誘導するまま、瞑想状態に入っていきました。
目を閉じて薄ぼんやりと見え始めたビジョンは、マチュピチュのホテルでのヴィジョン、白くて長い鬚の生えた白髪の老人が杖を握った姿でした。
そしてJujuが「杖を持った白髪の老人が見えるんだけど…」と言うので、少し驚いて「今、その老人が見えてる」と言いました。
「彼があなたのハイアーセルフよ。その内にあなたもチャネリングができるようになるわ」
わたしは内心、ふ~ん、そうなんだぁ、と考えながら、次のビジョンが現れるのを待っていました。
次第にペルーの湖近くの草原のイメージがぼんやりと浮かび始めましたが、その輪郭がハッキリすることなく、次のビジョンに変わりました。
ボロボロになった薄茶色の麻の半ズボンをはき、ヨロヨロで薄汚れた白いシャツを着た、色の浅黒いインカの少年が綺麗に見えました。
そしてJujuが再びわたしの近くにやって来て、「その子供があなたがインカの時代に生きていた頃の姿ね」と言い、その過去生の大まかな成り行きを説明してくれたのです。
彼女のアドバイスで、インカ時代の子供の容姿や、持ち物に集中すると、彼が小さな箱を持っているのがわかり、心の中でその箱が何なのか聞くと、彼は手のひらの中の箱を見せてくれ、そこから視界が、純白に輝く光の光景へと変わりました。
青白く輝く空気に包まれ、どこか幻想的な感じ。
そして目の前には、クリスタルでできた山が広がっていました。
その麓には、一人の白く長い鬚の生えた巨大な老師が、杖を傍らに置いて横たわっていたのです。
「それがあなたの本当のハイアーセルフの姿よ」とJujuが言いました。
その印象は、マチュピチュのホテルの部屋で見たビジョンとは、はかなり違っていました。
マチュピチュで視た時は、凍結されているような感じの、とても硬いイメージでしたが、それとは遥かに異なり、とても柔らかく、呼吸まで近くで感じれる気がしました。
その後、ハイヤーセルフの世界で、テレパシーで会話が続き、異星人だった頃の記憶・場面を受け取りました。
記憶を思い出したというよりは、その一部を受け取った感じです。
当時のわたしには、今ほどの経験などなかったので、そのダイナミクスがどんな意味を持っているのか的確に理解でてきいませんでした。
それが明確に理解できたのは、前回の記事で書いた、古代エジプトの神「黄金のラー」が瞑想中に現れた時です。
「黄金のラー・パッケージ」は、第三の目世界、松果体の下のヴァジャイナのように見える、左右のヒダの壁の奥から現れました。
それと同時に、マチュピチュのホテルの部屋で見たハイヤーセルフのヴィジョンの現れ方をすぐさま思い出し、この二つの経験の共通項がわかりました。
それらは、凍結された状態で、第三の目・メタクレアヴィジョンの中に現れるのです。
凍結されているエネルギー=情報は、解凍されることで生きたイメージ、動くようになり、コミュニケーションできるようになります。
そして瞑想会のご夫婦が、異星人が届けてくれる「パッケージ」のことを話してくれました。
1991年のヴィジョンは、ハイヤーセルフのエネルギー+情報が凍結された「パッケージ」だったのです。
そのパッケージは、インカ時代の子供の過去生の力、白い箱のエネルギーの開封によって、わたしの意識を瞬く間にハイヤーセルフの領域まで移動させてくれました。
一瞬にしてリアリティーが丸ごと別次元に移動してしまったわけです。
この二つのパッケージを受け取った経験で、瞑想中にばっくりと次元移動して入ってしまう、多次元、または異次元世界と、そこに登場する神さま、そして、神さまパッケージに興味が湧いてきました。
異星人さまが関与していると思われる「パッケージ」世界の体験から、それまで調べていた古代エジプトや、古代ギリシャ、古代守メール、古代インド、その他の古代文明が残してきた石像、木造、建築物、絵画などの世界がよりわかるようになりました。
古代文明の賢者たちは、神さまパッケージ世界を体験し、当時の世界観での理解を形に残してきたわけです。
それぞれの古代文明は、独自のテーマがあり、表現様式に違いはあります。
しかし、第三の目・メタクレア・ヴィジョン体験を、立体または、平面に表したのは間違いありません。
そして、それぞれの文明、その時代の変遷によって解釈に違いが表れています。
いま現在と、遥かな昔の古代文明世界は、とても巨大な違いがあります。
しかし、多次元スピリチュアル世界の理解に関しては、さほどの違いはありません。
むしろ現代の方が退化している、ディセンションしていると思います。
その主な理由は、科学的、技術的な発展の中で物質主義な傾向が顕著に強くなっているからです。
神さま世界は否定され、宇宙に地球のような星は一切存在しない、異星人は存在せず、宇宙の中で人類は孤独な存在だと洗脳し続けたから。
そして西洋圏では、一神教のキリスト教の布教で、それまでの多神教の世界が弾圧され、迫害され、置き換えられ続けたからでしょう。
そんな世界観の中で、行き過ぎた物質主義から離れ、エコロジー志向も高まり、地球の環境をこれ以上破壊せず、修復する、自然回帰を求める傾向も強くなってきています。
それに伴って、精神世界に意識を開き始めた人たちも急増しています。
そんな中で異星人の存在と、UFO技術の公開を求めるディスクロージャーの動きも世界的になり、地球人側から異星人にコンタクトするCE5も世界規模で拡大し続けています。
これらの総体的な動きの中で、神さまパッケージが、以前よりもリアリティーの中により登場するようになるでしょう。
これを読んでいるあなたの近い将来にも、異星人さまから神様パッケージが届くかもしれません。
実質的に、わたしの周囲の方々にはすでに届き始めています。
さらには、それを受け取った方々は、実践+実験してその使い方まで解明しはじめているのです⭐️
その主な理由は、地球の波動密度の上昇と、それに伴うエネルギー体の進化、ライトボディーの目覚めと構築、それによって引き上げられる意識の拡大と進化です。
この神さまパッケージ世界は、古代エジプト・黄金ファラオの秘宝も密接に絡み、その他の古代文明世界を多角的に紐解き、一つに繋げ直すに等しい内容なので一気に書くことができません。
なので地道に書き続けたいと思います。
Comments